前回の記事を読んでくれた人ならアサシンクリードヴァルハラの世界とはどんなものか、ということはもう既に分かって頂いてるものと思います。
そこで今回は、個人的に「これは神イベントでは…?」と思ったことがあったので
少しお話させて頂ければと思います。
ネタバレ成分もあります。注意。
この話をする前に少し補足なのだが、このゲームは性別を自由自在に変えられる。
男ヴァイキングでプレイしても良い、女戦士でもいい。
そして、私は今回は珍しく男一貫でプレイを楽しんでいた。
それは主人公がノルウェーからイングランドにやってきて、同盟を増やしているさなかの出来事。
ある地域に訪れると、いずれはその地域の王となる気弱な青年が居た。
彼はその弱気から周りの人達から少し頼りない感じで扱われていた。
まぁ色々なんやかんやで、その青年は人間としても男としても成長し、王に就任した。
その披露宴の場で事件は起きた。
急に青年の仲間の厳ついヴァイキングが話しかけてきたのだ。
先ほどまで陽気に酒を煽ってきていたデーン人の彼が急に
「俺の剣術を見せたい…種を蒔く剣の」
「?????」なんだこいつ。
前述したとおり、自分のプレイアブルキャラクターは男だ。
そこで選択肢が出た。
「♡寝たいんだろ?」
寝たいんだろ?じゃないんだわ。
確かに男も女も自由に変更できるが、こちらとしても、その、なんですかね。アレです。
とりあえず「寝たいんだろ」を選択しました。
その瞬間、主人公が「いい種を蒔く剣は希少だ」って言いだした。
厳つい男が、渋めのいい声で、おっさんのめちゃくちゃ至近距離で。
口説きヴァイキングは頷き「もっと居心地のいい場所に行こう」と移動を促してきた。
移動した先は、歩いて五歩くらいの所。
びっくりした。
いや待ってほしい。
もっと教会の裏に行くとか、屋内に行くとかあるじゃんよ。
なんで外なのよ。しかもよりにもよって式場がすぐそこなのだけど。
時はまだ夕刻。辺りには人も多くいる。
っていうかほぼ街中だ。
そんなプレイヤーの声も虚空に消え、二人の男はよくわからない場所で壁ドン気味に熱いキッスをし始めた。
そして、カメラが下からぐいっとパンして映像はフェードアウトした。
「ああ…」じゃないんよ。
そしてピロートークが始まり、急に相手の名前を呼ぶという選択肢がでた。
なんで?
対戦をしてくれた彼は「ブローダー」という名前なのだが、その選択肢の意味がわからず、ブローダーの兄弟の名前を選んでしまったのだ。
もうめちゃくちゃ。
勇気を出して誘った相手から名前を間違われる、
こんな仕打ちがあるだろうか。
余りにもブローダーが可哀想だ。
そりゃこんな顔にもなるよ。
このように、主人公のキャラクターの性別によっては意図しない神展開になる。
勿論女性とそういう関係になることも可能で、主人公の性別が女性だったらば、濃厚な百合を見ることができる。(あらぁ^〜)
しまいには義兄の嫁(つまり義姉)が好意を持ってくる。
男性キャラであった場合、ただの寝取りで済むが、これが女性キャラであった場合、寝取り+百合+姉妹といった薄い本も広辞苑並みに分厚くなりそうな展開になるわけだ。
凄いなアサシンクリードヴァルハラ。